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僕の仕事はマジシャン。

言い方を変えれば、

【嘘をつく】のが仕事です。

どんなマジックでも、人前で演じるためには【嘘】が必要になります。

マジックは【嘘】が無ければ成立しません。

 

でも【嘘】はネガティブなイメージがありますね。

いったい嘘】とはなんなのか?

 

実は【嘘】は世の中に溢れています。

【嘘】とは辞書で【事実とは違うもの】。

 

ドラマ、映画、小説などはほとんど【嘘】。

ノンフィクションのものであったとしても多少事実とは違う部分はあるでしょう。

そもそもリアルタイムで無いのであれば【事実とは違う】に当てはまるのです。

 

 

ただ普通の【嘘】と違うのは、

”それらが【嘘】だと誰もが理解している。”

ということですね。

 

そして、それらの【嘘】で傷つく人はいません。

むしろ楽しい、人々を喜ばせるための【嘘】です。

 

 

マジックの【嘘】はこの種類です。

マジシャンは【マジック】、つまり【嘘】だという前提でショーを行います。

コインが解けるように貫通しようが、

あなたの頭の中の数字を透視したように見えようが、

人間が一人あり得ない状態で消えようが、

それはすべて【嘘】です。すべて【マジック】です。【タネ】があるものです。

 

その巧妙な【嘘】を楽しんでいただくのがマジックです。

ステージマジック 女性が宙に浮く

そしてマジックがそうであるように、

人間は【嘘】を見破るのが不得意です。

よく『相手の嘘を見破る○○な方法』といったものを見かけますが、

あれで見破れる【嘘】なんて、ほんのわずかです。

実際にマジックが成立しているのが一番の証拠ですね。

 

人間は”疑う”よりも、”信じる”生き物なのです。

例えば役者さんを、ヒットしたドラマの役柄と混同することはよくありますよね。

もちろん”役を演じている”だけ、つまり【嘘】なのに、

それを本人のキャラだと無意識に信じてしまっているわけです。

 

 

マジックでも、スプーン曲げのようなとても不思議なマジックなど、

こちらが【マジック】だと言っても

【タネ】があると言っても、

信じない人々は大勢います。

 

 

ではその人たちに、もしも僕が【超能力】だと言ったら?

【神の力】だと言ったら?

【スピリチュアルだと言ったら?

【心霊現象】だと言ったら?

信じる人は信じてしまいますね。

 

それを悪用してお金をだまし取ることはいくらでもできてしまいます。

『それは【嘘】ではない』と信じさせてしまうことは恐ろしいことです。

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そして僕らマジシャンは、そういう危険のあるものを扱っていることを自覚しなければいけません。

だから僕らには、どんな不思議なものでも、

どんなあり得ないことを起こしたとしても、

【これはマジックです。】

と言う責任があると思っています。

 

 

【嘘】を扱う【マジシャン】としての意見でした。

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