Larry Jennings(ラリー・ジェニングス)

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マジックの巨匠ダイ・バーノンの一番弟子

 Larry Jennings

(ラリー・ジェニングス)

ラリージェニングス

Larry Jennings(ラリー・ジェニングス)

1933年2月17日 ~1997年10月17日

アメリカ出身のマジシャン。

 

1956年、デトロイトでボイラー技師をしていた頃、

近所にプロ・マジシャンのロン・ウィルソンが引っ越してきました。

このロン・ウィルソンに見せてもらったマジックの数々に感動して

本格的にマジックを始めます。

その時ラリー・ジェニングスは21歳。

 

 

その後カリフォルニアに引っ越し、

ハリウッドの【マジック・キャッスル】に常駐していた

ダイ・バーノンに弟子入りしました。

マジックキャッスル

マジックの巨匠ダイ・バーノンの一番弟子として、

近代マジックの発展に大きく貢献しました。

1969年には来日もしています。

 

 

特にカードマジックに関してはクリエイターとして有名。

いまでもマジシャンに演じられているカードマジックを

数多く生み出しています。

 

 

その中のひとつ、

Open Travelers(オープントラベラー)。

4枚のカードが見えない飛行をしてしまいます。

手のひらに隠したカードが見えない?↓

 

 

彼は言います。

「基本技法は奇術家にとって道具である。

そしてよりよい道具を持つことが名人への道である。」

”奇術家”を変えれば、全てに通じる言葉です。

間違いなく基本が大事だということですね。

 

 

日本語版で

「ラリー・ジェニングスのカードマジック入門」

という本も出ています。

これからカードマジックを覚えたい方にぜひオススメの本です。

基本を疎かにせずに、正しく身に付けましょう。

 

 

ちなみに、隣に引っ越してきたロン・ウィルソンが

ラリー・ジェニングスに見せたマジックのひとつが

「アウト・オブ・ジス・ワールド」というマジック。

観客が自由に分けたカードが、赤と黒に分かれてしまうマジックです↓

 

ラリー・ジェニングスもこれで虜になってしまったのですね。

 

 

 

 

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