人が宙に浮いたりするのもマジックですか?
人が宙に浮く、自由の女神が消える、大脱出など、
大がかりな物をTV等で見たことがありますね。
もちろんマジックです。
マジックは大まかに規模で分けることが出来ます。
一番近い、目の前で行われるマジックを【テーブルマジック】、
もしくは【クロースアップマジック】と呼びます。
カードやコインなどを使って少人数の目の前で行われるマジックのことですね。
ちなみに【クローズアップマジック】というのは間違いです。
正しくはスに濁点が付かない【クロースアップマジック】。
ステージで行われるマジックを【ステージマジック】と呼びます。
ハトが出てきたり、箱の中の人が消えたり、女性が宙に浮いたり。
ステージ上での大人数に向けてのマジックです。
実は【テーブルマジック 】と【ステージマジック】の間に
【サロンマジック】(パーラーマジック)というのもあります。
ある程度の人数に中距離で見せるマジック。
小規模の【ステージマジック】ともいえるでしょう。
ステージよりは近距離のため、観客とのコミュニケーションを取りながら行われます。
そして自由の女神が消える、人が宙に浮く、大脱出など、もっと大がかりなマジックのことを
【イリュージョンマジック】と呼びます。
【イリュージョンマジック】をメインとして活動しているマジシャンを
【イリュージョニスト】と呼びます。
そして、
20世紀最高の【イリュージョニスト】といえば
David Copperfield(デビッド・カッパーフィールド)ですね。
自由の女神さえ消してしまうのですから!
デビッド・カッパーフィールドは言います。
『If it can be imagined, it is real.』
(想像できたら、実現したのと同じこと。)
マジックには様々なスタイルがあり、
それぞれのスタイルで演技や構成などが違ってきます。
しかし、実際にはっきりとした区別は無いし、
どれも間違いなくマジック。
想像したことを実現するために
スタイルがたくさんあるということです。
マジックに制限など無いのですね。
それぞれのマジックを、ぜひお楽しみください!