【紳士】でなければいけない。
【マジックと紳士】
あなたはマジックを演じたことがありますか?
もしかしたらこれから演じてみたいと思っているかもしれません。
もしくは『見ている方が好き』だという方も。
今日は演じる側のお話。
マジックを覚えたいという方がいるとします。
その人は何のために覚えたいのでしょうか?
理由は様々でしょう。
◆仕事で使いたいから?
◆誰かに喜んでほしいから?
◆他の人と差別化を図りたいから?
◆モテたいから?
◆人気者になりたいから?
マジックは不思議で、人々を魅了する力を持っています。
あなたの仕事にも活かせるスキルだと信じています。
もちろん趣味でやりたいという方にも問題なく教えるのですが、
本当によく言われるのはこんな言葉。
『マジック覚えたらモテるでしょ!』
はっきりいって勘違いです!
マジックを覚えること=人気者ではありません!
ネイト・ライプチッヒというマジシャンがこんな言葉を残しています。
『観客は紳士にだまされるのであれば悪い気はしないものだ。
もし彼らが君をひとりの人間として気に入ってくれたら、
君の演じるマジックも気に入ってくれるよ。』
マジックを演じる人間は『紳士』でなければならないのです。
想像してみてください。
挑戦的、上から目線、偉そうなマジシャンのマジックを見たいですか?
馴れ馴れしい、言葉使いもなってないような人のマジックを見たいでしょうか?
例えば会社の上司がマジックをやっていて、強制的に見せられて、タネが見えていても拍手しなければいけない。
誰がマジックを楽しめますか?
マジックを演じるのは人間です。
人間として『紳士』でなければ、誰もマジックを楽しんではくれないのです。
逆にあなたが『紳士』ならば、
マジックはあなたの価値を何倍にもあげてくれるスキルとなるでしょう。
マジックはあくまで手段。
マジックを通して本当に目を向けてもらわなければいけないのは“あなた”です。
もちろんマジック以外でも、どんなスキルを身につけようが大事なのは“あなた自身”であることを忘れないでください。
そして“あなた”が『紳士』としてマジックを習得し、価値を高めるお手伝いならば僕はいくらでもします。
マジックの価値を高めるために。
そして”あなた”の価値を高めるために。