【カードカレッジ】①~④
著者は、マジックのオリンピックFISMで
最も優れたカード・マジシャンとして表彰を受けたロベルト・ジョビー。
ドイツ、フランス、スペイン、アメリカのみならず
世界中のマジシャン達から絶賛を
受けている名著の日本語版です。
全5巻まで存在していますが、
そのうち4巻までが日本語訳されて出版されています。
マジックの専門書となると、
解説が分かりづらく事典的な扱いでしか使えないものも多いですが、
大型本で挿絵も多く、解説も分かりやすく、
カードマジックを本格的に覚えるならば、
一番オススメの本です。
細かい動きや目線、演出など、
”マジックを演じる”のを目的として文章が書かれているので
非常に実践的な本だと言えます。
カードマジックをはじめられて間もない方はもちろんのこと、
カードマジックを結構やりこんでいる上級者の方にも
基本を改めて復習するものとしてオススメです。
内容は1巻と2巻が基本、
そして3巻と4巻に更なる応用といったところでしょうか。
特に第2巻の第27章「セオリー」という章では、
100ページにもわたり
マジックを演じる方法、プレゼンテーション、考え方などが述べられています。
マジックを演じ、
さらにエンターテイメント性を高めようとするためには
一読の価値があります。
一冊5千円と価格は高めですが、
それ以上の価値を
あなたのカードマジックにもたらすことは間違いありません!
ちなみにロベルト・ジョビーはこの方です↓
『もっとやれば、もっとできる。』
~ウィリアム・ヘイズリット~
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