マジックで敷く、あの【マット】はナニ?

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クロースアップマットとカード

マジシャンがマジックを演じるとき、よく敷いてあるマット

(写真のトランプの下に敷いてあるものです。)

 

MAGICシマでの演技でもいつも敷いています。

『マットに仕掛けがあるんじゃないの?』と調べるお客様も結構いますね。

 

あのマットはいったい何なのでしょうか?

 

名前を【クロースアップ・マット】(クロースアップ・パッドともいう)といいます。

もちろんマジック道具ですが、仕掛けがあるわけではありません。

 

おもにクロースアップマジック、特にカードマジック用に作られているマットです。

マジシャンがこのマットを敷くのにはいくつかの理由があります。

 

 

◆カードが傷まない。

マジシャンが使うカードは主に紙製です。

仮にマットが無い状態だと、取り扱うのが難しくなります。

 

例えばカードをテーブルから持ち上げるとき、

マットが無いとどうしても爪を立ててカードを取り上げなければいけません。

これではカードがダメになってしまいます。

 

さらに紙製なので、水が付くとダメになるのも、

マットを敷く理由のひとつですね。

 

 

 

◆カードが扱いやすい。

クロースアップ・マットは表面がフェルトのような柔らかい生地、

そして裏は滑り止めの生地が張られています。

 

カードを広げたり、ひっくり返したりする【スプレッド】も、

このマットの上でならやりやすいのです。

その他演技をスムーズに進めるためにマットがあると便利なのです。

 

 

 

◆会場づくり、雰囲気づくり

『このマットの上でマジックをしますよ。』という会場づくりの意味合いも含まれています。

そうすれば観客はマットの上を見てもらえば良いわけですね。

 

『今からマジックが行われるよ。』という雰囲気も出せますね。

観客の期待も膨らみ、マジックに入り込みやすくなります。

 

 

クロースアップ・マットにもたくさんの種類があり、

サイズや硬さ、色やデザインなど、好みやマジックを演じる場所などに合わせて変えたりもします。

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ただ、必ずしもクロースアップ・マットを敷かなければいけないわけではありません。

状況によっては敷けない場所もたくさんあります。

例えばテーブルに料理が並んでいたり、そもそもテーブルが無かったり。

もちろんマットが無くても演技には問題ありません。

マットが必要ないマジックを演じれば良いだけですから。

 

 

それぞれのシチュエーションでベストな演技をするために、

マットを敷く場合もある。

そういうことなのです。

 

 

 

これからマジックを始める方は

本番はともかく練習用にひとつあるととても便利なのでオススメです。

 

 

 

ちなみに9月19日(土)のカードマジックセミナーでは

ひとり一枚クロースアップマットを支給します!

合わせてご利用ください!

 

 

 

 

 

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