マジックをかける

MAGICシマやその他イベントで、毎日のようにマジックを演じていますが、

毎日のように【マジックを初めて間近で見る】お客様にお会いします。

 

それだけマジックを演じている場所が日本には少ないということなのですが、

【マジックを初めて間近で見る】お客様のほとんどが

【自分だけはマジックに引っかからない。】

【マジックのタネを見破れる。】と思っているようです。

 

そしてそういう方のほとんどは

【マジックに引っかかる】

【マジックのタネを見破れない】のです。

クエスチョンマーク

これは決して自慢ではありませんよ。

仕事上タネがわかってしまうと意味がありませんし、

マジックはそもそも原理上わからないものなのです。

 

 

 

では、マジックを見たことのない人々はなぜそう思っているのでしょうか?
実はマジックに限ったことではなく、

私は絶対騙されない】と思っている人が詐欺などに遭うケースはよくあります。

 

マジックでも引っかかるということは、

実は人間は

騙されやすい生き物だということです。

 

でも、詐欺の被害にあった人のニュース、マジックで驚く芸能人などの映像を見ると

人々は『自分だけは騙されない!』『自分ならマジックは見破れる!』と思う傾向にあります。

これは自分は他の人より優れている』と思っているということですね。

 

 

これを心理学で【優越の錯覚】といいます。

実験をすると、

集団の大多数の人が

【自分は平均より優れている】と思い込んでいるようです。

統計上、 【大多数が平均以上】というのはあり得ないですからね。

 

多くの人が、『自分は平均より約22%優れている』

と自己認識する傾向にあることが確認されています。

22%優れている

人間は自分だけは特別だと思いたいのでしょう。

 

この原理を利用している例はいくらでもあります。

【限定】 【残りわずか】 【あなたにだけ】 【プレミアム】・・・・

自分だけ特別扱いをされている感覚、優越感が生まれ、つい商品を購入してしまったりしてしまうのです。

 

マジックでも、より不思議に見せるためには【相手に協力してもらう】というのが重要です。

『他人はまだしも、自分で協力して不思議なことが起こるわけがない!』

そう思う観客に協力してもらうわけです。

もちろん不思議なことが起こります。

観客は”当事者”になります。

そこで初めて、観客はマジックの不思議さを身をもって体験するのです。

 

 

騙されやすいのが人間です。

錯覚を起こすのも人間です。

それが悪いわけではありませんが、

人間とはそういうものだと理解することが大事なのです。

マジックを通じて、それを伝えていきたいと思います。

 

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